三角保ち合いとは
三角保ち合いとは
三角保ち合いとは、いつまでたっても、高値と安値が
更新されない相場のことを言います。
株価が上下に動く幅が徐々に狭まり、上値の点を結んだ
直線と、下値の点を結んだ直線とが交わってできる
チャートのことです。
一般的な相場は上が抑えられ下方向へ、
下が支えられることで上方向へ動きます。
三角保ち合いは、どちらにも動きにくくなっている場合
のことです。
出現ポイントは、市場参加者がレートの動きの予測が
困難で迷っているときに現れます。
そして、上下のトレンドラインの中に完全に収まった状態で
多くの参加者が、身動きが取れず悩んでいる状態にあります。
とはいっても、上下のトレンドラインは、幅が狭くなって
いていつかブレイクすると読めます。
三角保ち合いがブレイクすると、それまで悩んでいた
参加者が集中して取引を開始するので相場に一気に
動きが出ます。
三角保ち合いは、相場を一気に大きく動かすので
重要な指標です。
三角保ち合いには、
①ペナント型②下降三角形③上昇三角形の3つのパターン
があります。
①のペナント型は高値のラインが下降し、底値のラインが
上昇してできます。
上昇と下落についての確率は半々です。
②の下降三角形は、左下が直角となっていて高値が少しずつ
下落する下降トレンドです。
上がる可能性が考えらます。
③の上昇三角形は、左上の角が直角となっています。
水平な線で描かれていて一般的に上がる確率が高いと
されています。