「売り」「買い」セット注文
「売り」「買い」セット注文
一度に二つの注文をして、ひとつが約定したら
もう一方は自動的に発動する注文、
IFD注文という注文方法があります。
この方法は、最初のひとつが約定しない限り
二つ目は動かない注文方法となります。
パソコンの前にずっといられない方や、相場の急な変動で
大きな損失をしないための手段にも利用できます。
このIFD注文の注文方法は、「指値注文」でも
「逆指値注文」でも出すことができます。
そして、「指値買いと指値売り」の同時注文で
利益獲得チャンスを、確実に一定の利益を確保することが可能です。
しかし、この場合は利益確定パターンの予想が的中した場合です。
損益を最小限にしたい場合は、「指値買いと逆指値売り」で注文します。
その方法がロスカット注文といいます。
予想通りの動きにならなかった場合に、この時点まで下がったら
売ってしまうというという設定をしているので
損益が確定され、損失を限定することができます。
IFD注文の注意点としては、同時に二つの注文ができますが、
一つの決算方法は、あくまでもひとつというルールです。
利益確定パターンで注文してしまうと、ひとつ目がきまると
同時に二つ目も決まるのですが、
損きり決済は、手動で行わなければなりません。
初めての方は、損切りを抑えるためのIFD注文から始めて、
利益確定を手動でやる方法がいいようです。